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オーストラリア本土の南東の隅に位置するビクトリア州には、多様な気候のワイン産地が揃っています。

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オーストラリア本土の南東の隅に位置するビクトリア州には、多様な気候のワイン産地が揃っています。
温暖なマレー・ダーリングとスワン・ヒルは、州北西部のマレー河沿いに広がっています。
マレー河に沿って東に向かうと、ミュスカなどの酒精強化ワインスタイルで有名なラザグレンがあり、ここでは長期間の乾燥した秋の気候によって濃縮された果実の甘みが引き出されます。

ビクトリア州の他のワイン産地は一般的に州北部や西部よりも冷涼です。メルボルンから車で1時間半の距離にあるヤラ・ヴァレーでは、非常に上品で優美なシャルドネやピノ・ノワールが造られています。スタイリッシュで洗練、リッチなシャルドネから、官能的なシラーズ、そして、力強く複雑なピノ・ノワールから独創的で退廃的な酒精強化ワインまで、ビクトリア州の多様な産地からは、あらゆる場にふさわしいワインが造り出されています。


BELFORD PRODUCE / ベルフォード・プロデュース

(ヴィクトリア州/ ヤラグレン、ヤラヴァレー)

ベルフォード・プロデュース 2010年設立。年間平均生産量 500ケース未満
オーナーワインメーカー/ サリー&トム・ベルフォード(Sally & Tom Belford)

Bobar はフランス語のBobardをもじってつけられたものです。
以前SallyとTomがボルドーにあるle Bo Barというワインバーを訪れたときに、シンプルで覚えやすいボバーという響きを気に入ったのですが、翌日その意味は「誇張」とか「ちょっとしたウソ」のことだと教えられました。
彼らはワインに携わる人たちが、自分たちのワインについて、たとえば「今年は完璧なヴィンテージだった」「最高の樽を使った」など真実を少し膨らませた表現をすることに嫌気がさしていました。でも本来ワインはブドウ畑でできるもので、実ったブドウ(もちろんそこには畑仕事をする者のハードワークの結実としての)のシンプルな真実を反映させることこそが重要で美しく、そんな「誇張」は何の意味もないと感じていたので、Bobardという言葉がとても印象深く残りました。そして彼らが初めて自分たちの作品を世に送り出す時には、皮肉を込めてBobarと名付けようと決めたのです。

オーナーのSally & Tomは大学時代、栽培学を学ぶうち知り合いました。その後20年間片時も離れることなく、自分たちのワインを造るという夢に向かって走り続けてきました。いつしか同じ姓を名乗ることになった二人は1年半にわたるシャンパーニュやボジョレーでの研修の後2010年に小さなワイナリーを興しました。

Bobarは彼らの思いの詰まった、ハンドクラフトされた作品です。


DALWHINNIE WINES / ダルウィニー ワインズ

(ヴィクトリア州/ グランピアンズ)
James Halliday Australian Wine Companion 2012 ★★★★★

ダルウィニー ワインズ  1976年設立。年間平均生産量 4,500ケース(全キュベ合計)
オーナーワインメーカー/ デヴィッド・ジョーンズ

1976年に現在オーナーワインメーカー、デヴィッド・ジョーンズ(David Jones:オーストラリアの有名百貨店デヴィッド・ジョーンズと全く同じ名前)の父、イワン・ジョーンズによって設立されたワイナリー。オーガニックに転換中の18ヘクタールのヴィンヤードは、標高500m~600mの丘陵地帯に広がっており、灌漑を一切施されないで仕立てられたヴァインは少ない降水量も相まって、凝縮感の高いブドウを産み出します。


HOCHKIRCH WINES / ホッフキルシュ ワインズ

(ヴィクトリア州/ ヘンティ)
Demeter 認証 バイオダイナミクス

ホッフキルシュ ワインズ 1990年設立。年産 約3,000ケース。
8ha ( Pinot Noir 4.5ha, Riesling 1.5ha, Cabernet Sauvignon 1.0ha, Syrah 0.5ha, Semillon o.5ha )
オーナーワインメーカー/ ジョン・ナゴルカ( John Nagorcka )

ヴィンヤードはヴィクトリア州の州都メルボルンから西へ300kmほど、オーストラリアで最も冷涼な地域のひとつであるヘンティー地区ハミルトンに位置します。放射線技師だったジョンが1990年,1.2haに初めて植樹したことがワイナリーの始まりですが、ワインのクオリティーを挙げるため、その後は栽培や醸造に改良を重ねました。1995年~1997年にかけては植樹のレイアウトを見直し、同時にha あたり6,000本程度の密植に。そして1997年からBiodynamicに移行を始め2005年にDemeterの認証を取得しました。除草剤や農薬の使用はもとより、灌漑さえも一切行っておりません。醸造でもできるだけ手を加えないよう、野生酵母で醗酵し清澄も濾過もしておりません。SO2はボトリング時の最小限の添加に留めております。
ワイナリーは立地斜面の条件を生かし重力式のレイアウトになっています。

*ワイナリーの和名はドイツ語の発音にすると「ホッフキルヒ」ではないか?とご指摘を受けますが、混乱を避けるため前の代理店様が使用していた「ホッフキルシュ」をそのまま使うことにしました。


HODDLES CREEK ESTATE / ホドルスクリーク エステート 

(ヴィクトリア州/ ヤラヴァレー)
2012 James Halliday Wine Companion / Outstanding ★★★★★

ホドルスクリーク エステート 1997年設立。年産 約15,000ケース。
ワインメーカー・・・フランコ・ダナ。

ヴィンヤードはヴィクトリア州アッパー ヤラ・ヴァレー、起伏の激しい丘陵地沿いのホドルスクリークに位置します。1963年よりワイン商を営んできたフランコの周りにはワインが溢れており、ワインに囲まれて育ったと彼は述べています。実家のワイン商で仕入担当をしながらメルボルン大学で商業学修士をとったフランコでしたが、ワイン造りの夢は絶ち難く、チャールズ・スチュアート大学に再入学、栽培学を修め97年にこの地に、彼が愛するワインを造るべく植樹を開始しました。その後2000~2002年にはMount MaryのMario MarsonやRed EdgeのPeter Dredgeで、また2006年にはブルゴーニュで研鑽を積むなど、ワインのブラッシュアップに余念がありません。2004年には03Hoddles Creek Chardonnayがヴィクトリアン ワインショーで2つのトロフィーを獲得し、その存在を知らしめると、その後毎年のようにワインショーでHoddlesの名前を聞くようになりました。2009年よりオーストラリアのフラッグシップ、カンタス航空のファーストクラス、ビジネスクラスの両ラウンジで供されています。” Less is More “ 彼のワイン造りはこの一言に集約されます。人為的な技術を、極力加えることなく栽培、醸造された彼のワインは、テロワールを忠実に表現し、飲み手にまだ見ぬHoddles Creekを想起させるに違いありません。


MOUNT MARY VINEYARD / マウントメアリー

(ヴィクトリア州 / ヤラヴァレー)
2012 James Halliday Wine Companion / Outstanding ★★★★★

1971年にジョン・ミドルトン(2006年12月に逝去)によって創業されたマウント・メアリーは、その高い品質と、赤白を合わせ、年間3500ケースと極端に少ない年間生産量のため、豪州国内のワインショップでもほとんど見かけることがなく、コレクターの間では伝説的な存在となっている。


OCEAN EIGHT Vineyard & Winery / オーシャン エイト

(ヴィクトリア州/モーニントン半島)

オーシャン エイト - 2004設立 年産5000ケース。
ワインメーカー兼オーナー・・・マイケル・アイルワード。

豪州・モーニントン半島はメルボルンから1時間ほどの豪奢な別荘地ですが、今やその名はプレミアムワインを生み出すブティックワイナリーが集まる銘醸地としてのほうが好事家にとってはメジャーかもしれません。
オーシャンエイトのオーナー アイルワード家は2004年までモーニングトンのスターワイナリー"クーヨン"のオーナーでしたが、新しいチャレンジを求めクーヨンを売却し、新しいワイナリーを始めることになりました。
設立当初からアイルワード家の長男マイケルが醸造のタクトを振っていますが、彼はクールな2枚目俳優さながらの風貌からは想像しがたい熱さでワインを語ります。2004年以前はクーヨンで、それ以降はオーシャンエイトでヴィンテージを重ねつつ、ブルゴーニュのいくつかのドメーヌで研鑽を積んだマイケルは2011年、若手醸造家最高の栄誉「Young Gun of the Year」を獲得し、一気にその名を知らしめました。


TRENTHAM ESTATE / トレンサムエステート

(ヴィクトリア州/ニューサウスウェールズ州 / マーレー・ダーリング)
James Halliday(Australian Wine Companion ★★★★☆

トレンサムエステート - 1988年設立。年産60,000ケース。
ワインメーカー兼オーナー・・・アンソニー・マーフィー。

ワイナリーは南オーストラリア州、ヴィクトリア州、ニューサウスウェールズ州の3州の州境に程近いヴィクトリア州ミルジュラ郊外(NSW州トレンサムクリフ)にあります。
この周辺は夏季には降水量が少なく、灌漑を必要とするためオーストラリア最長のマーレー・ダーリング川に沿ってワイン産地が広がっています。一般的にはカジュアルワインの生産地として認識されており、品質の高いワインを産出するワイナリーは稀ですが、ここトレンサムエステートはオーストラリアで最も著名なワイン評論家ジェームス・ハリデーが彼の著書オーストラリアン ワインコンパニオンの中で毎年のように高い評価を与えています。
オーナーワインメーカーのアンソニーは1978年にローズワーシー大学で醸造学をおさめ(現在のアデレード大学醸造学部)、自身のワイナリーを興す前にMildara Blassで醸造の経験を積みました。2006年にはオーストラリアで最も権威のあるワインメーカーオブザイヤー(Australian Gourmet Traveller Wine Magazine)にノミネートされていますが、これはマーレー・ダーリング地区のワインメーカーとしては初の快挙です。
マーフィー家のブドウ栽培の歴史は古く100年以上の歴史を持ちますが、The Murphy Vineyard(土壌は主に石灰質の上にレッドロームが覆っている)に最初に植樹をされたのは1952年です。当初は大手のワイナリーにブドウを売っていましたが、現在はヴィティカルチャリストのパトリック・マーフィー(セントパトリック大学、ヤンコ農業大学で栽培学を修めた)と共に自社畑のブドウを使ったワイン造りを中心におこなっています。
現在自社畑は45ヘクタール(収量は年間4000トン程)ほどで、20種類以上のブドウを栽培しています。
2008年に、ワイン醸造においてHACCP認証を取得した最新のラボを備えたワイナリーは、シェイン・カーとマーク・ホルムの2人のアシスタントワインメーカーとともに、この地の最適なテロワールを表現する重要な役割を果たしています。